みなさんこんにちは!
前回に引き続き、ノンデザイナーズ・デザインブックの感想を書いていきます!
各媒体ごとのデザインのポイント
チラシや名刺、新聞やパンフレットなど、各媒体ごとに紙の大きさや人の目に留まるタイミングが違ってきます。
したがって、それらをデザインする際のポイントも違ってきます。
名刺
名刺は小さなスペースにたくさんの情報を入れなければならないので、本当に必要なものだけにするのがベストです。
例えば「tel」や「HP」などは見ればわかるので省くのがいいです。
チラシ
チラシは人の目を引くことが重要になってきます。
ですので普段使わない変わったフォントを使ってみたり、絵や写真をすっごく大きく使ってみることが大事です。
また、パッと目を惹きつける焦点を作る必要があります。
目立たせるため全てを大きくしたりすると、かえって逆効果になります。
コントラストをつけることが大事ということですね!
ハガキ
ハガキをデザインする際、既存のお客様向けなのか、新規向けなのかなど、誰にどういった効果を出したいかを考えることが大事です。
これはハガキに限ったことじゃないですが!
広告
新聞広告やバナーなどの小さな広告はスペースが狭いので情報を詰め込みがちになってしまいます。
ですが時に空白の多さが目立つことに繋がります。
他の広告と並んだ際などは特に有効です!
フォントについて
フォントを複数使ってデザインをする際、その組み合わせで印象が大きく変わってきます。
下記はその組み合わせの関係です。
協調関係
スタイルやサイズ、太さなどバリエーションの少ない、1種類の書体ファミリーだけを使った組み合わせの関係です。
静かでフォーマルな印象になります。
衝突関係
スタイルやサイズ、太さなどが似ている別の書体を使った組み合わせの関係です。
「似ているけど違う」ということが違和感を招き気持ち悪い感じになってしまいます。
コントラスト関係
互いにはっきりと異なる書体を使った組み合わせの関係です。
注意を引きつけるのですごくいいです!
この本を読んでみて
この本、まあまあボリュームはありますが、書いていることは最初から最後までずっとデザインの4つの基本原則「近接」「整列」「反復」「コントラスト」のことだけなのです!
記事の前編でも書きましたが、デザインの4つの基本原則とは
近接:関係する内容の情報同士は近づけてグループ化すること。
整列:左寄せや中央寄せなど、要素の配置に視覚的なつながりを持たせて揃えること。
反復:要素に一貫性を持たせること。
コントラスト:色や装飾、サイズで要素と要素の違いを引き立たせること。
です。
この本には名刺やチラシ、レターセットやホームページなど、さまざまな媒体のデザイン例が載っています。
ですがどれを見ても、美しいと思うデザインには「近接」「整列」「反復」「コントラスト」の4つが必ず使われていました。
逆にこの4つの基本原則をわざと使っていないデザイン例は、どれも素人くさく感じてしまいました。
基本のことすぎて、そんなの当たり前じゃん!と思ってしまいがちですが、本当に大切なことなんだなと改めて気づくことができました。
日々の仕事でもちゃんと意識して使っていきたいです!
そして意識しなくてもできちゃう域にいけたらいいなと思います。
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