ウェブの業界って未経験や他業種からチャレンジする方も多いですよね。
弊社でも、独学の方や訓練校などで基礎を学んだ方、専門学校で他のデザイン学科にいたけどウェブにチャンレンジされる方、など、幅広く求人にご応募いただいています。
未経験からチャレンジできるのも、ある意味ウェブの醍醐味ですよね。
そして、実績の無い方がウェブ業界に就職するための、はじめの難関がポートフォリオ制作ではないかと思います。
で、そのポートフォリオで不採用になる方にはいくつかの共通点があるんです。
1)ご自身の制作物を客観的に見れていない
ネット上では例えば下記のような綺麗なデザインを集めたリンク集などがあります。
こういったホームページの存在を知らないのは論外ですが、ご自身のポートフォリオの作品と、プロの方々が作ったホームページを見比べて、少しでもあがくことが大事だと思います。私は未経験だから。今はこれくらいしか出来ないから。と妥協してしまっては、ただでさえ不利な実務未経験の状態で、採用担当者の心を動かすことは出来ません。
良いところはどんどん真似して(取り入れて)少しでも品質を良くしようと作られたデザインは、今は発展途上でも、採用担当者はそこに可能性を感じるはずです。
2)ポートフォリオに使用されている写真の品質が悪い
ウェブデザインは写真が占める印象が大きくなりがちです。プロの方でも、品質の悪い写真を使用してデザインを行うのはハードルが高くなりますし、成果物もそれなりになってしまいます。実務未経験で、まだスキルもこれからの方が、更に品質の悪い写真を使用していては、採用担当者の心をつかむようなデザインを見せることは難しいと思います。
基本ポートフォリオのみのクローズドなページに掲載する前提ですが、有料の素材の透かし入りのサンプルや他の品質の高いホームページに使用されている写真などをあてではめて制作するだけでも、随分と印象が変わりますよ。
写真がないから・・・と思われるかもしれませんが、色々と方法はあるはずです。
3)余白が統一されていない
帯の下の余白。段落の下の余白。各ブロックごとの余白。などなど、綺麗なデザインはかならず余白にルールがあり、統一されています。
実務未経験の方やデザインを学んでいない方はこの余白がバラバラだったり、揃っているようで微妙にずれていたりという方が非常に多いです。
そういったデザインを目にすると、この方は採用してもデザインのリテイクがたくさんはいってしまいそうだな。。とマイナスイメージになってしまいます。
4)シンプルなデザインの作品しかない
シンプルなデザインは流行りですし、好きな方も多いですよね。でもいざ仕事となると、いろんなテイストのデザインを作っていただく必要があります。シンプルなデザインは他のテイストの技量をはかるのがすごく難しいんです。そして、シンプルなデザインを本当の意味でかっこよく作るのもすごく難しい。
ですのでポートフォリオにはシンプルなものだけでなく、その他テイストのデザインも含めておくと採用担当者に興味を持ってもらうことが出来るかもしれません。
WEBデザイナーは「デザイン」の仕事です。
なんだか当たり前のようなことを書いていますが、いくら未経験や他業種から参入しやすいとはいえ、WEBデザイナーは「デザイン」の仕事です。デザイナーとは、一般の方では作れない、魅力的なデザインを創造し、提案し、形とする仕事です。お客様の課題を、ビジュアルという武器を使って解決します。
制作のソフトが使えるだけではなく、センスやこだわり、日々、よいデザインに目を向けることが必要です。
最後は脱線してしまいましたが・・・
少しは参考になりましたでしょうか。今回のポイントを抑えてポートフォリオを見直すだけでも、ぐっと品質が高まると思います。
ちなみに僕も未経験からのスタートでした。この記事がこれからウェブデザイナーにチャンレンジされる方にとって少しでも参考になればと思います。
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