デザイナー・セカンドディレクター 石迫さんチョイス
学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。以来、脇目も振らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。
しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。
漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。
退職スタッフの感想
ありがちな話とは違う、本当に見たかったような漫画家の話
5個人的な意見も含みますが漫画を書く漫画家が詳しい都合上、漫画家の話・イラストレータの話や登場人物が多く感じます。
その漫画の多くは実力が足りないことによる苦悩などを書いたものが多く苦手な印象でした。
この作品も同じ理由で避けていたのですが、この作品は漫画をかくという道をともに歩んだ2人の話で、モヤモヤした感情より、見終わってスッキリ・前を向ける内容となっていてとても良かったです!!
漫画の方は一応読んでいたのですが、映画で改めて見てより伝わることは多かったので漫画を読んでいても見るのはおすすめです。
あと時間が短かったのも良かったです。映画ってお手洗いや動かないのが結構きついですからね…
見ない意味のない名作でした!!
デザイナー・セカンドディレクター 石迫さんの感想
大感動大号泣…!!
5今月は劇場アニメ「ルックバック」を観てきました。
原作の漫画を読んだ時からこのお話の大ファンだったので、超ワクワクで観にいきました。
1時間弱という短めの映画でしたが、やはり期待を裏切らない最高の作品でした…!!
二人の漫画や絵に対する熱い気持ちと夢に向かって一心不乱に努力し続ける姿が最高に感動でした…
友情・努力・勝利とはまさにこのことだなと思いました…さすがジャンプ作品です!
私の一番好きなシーンは、藤野が京本を外に連れ出し田んぼ道で手を引いて走るシーンです。
あれはもう青春が詰まっていました…
漫画の時点で最高だったのですが、藤野の生意気な喋り方や京本のおどおどした雰囲気などを感じられて、あらためて映画っていいな〜と思いました。
音楽も素敵でした。
本作の作者・藤本タツキ先生が現在連載している「チェンソーマン」も最近は読めていなかったのでまた再開しようと思いました。
本当に最高の映画でした…!
もう一回くらい観たいです!
ディレクター 瀬戸口さんの感想
面白かった!個人的に自分の学生時代もルックバックできました笑
4原作の漫画はネットで無料公開された時に読んでいたので、とても楽しみな作品でした。
実は主人公の親友「京本」が通うこうとになる美大「東北芸術工科大学」は私の母校なんです。
いきなり見慣れた校舎や町並みが出てきてびっくりしました笑
さて、本作ですが声優さんや音楽、映像も素晴らしく、それらが60分という短い時間の中でテンポよく進み、非常にリズムよく鑑賞することができました。
漫画と比べても遜色なく、本当に漫画がそのまま良い点を損なうことなく映像化されていたような印象です。
それでも思うのはやはりこの作品はまず漫画から入ってほしい。
映画の良いところはキャラクターの声や細かい動き、音楽など絵と言葉以外の要素が入ってくることでより感情移入できたり見やすくなったりすることだと思うのですが、その分個人個人が想像するという行為を削ってしまうような気がします。
シーンごとに流れる音楽や演出の理想のイメージは漫画を読んだ人の数だけ存在していて、それが映像化されることでどうしても1つのイメージに集約されてしまうのは少しだけ残念なことで、だからこそ先に漫画を読んでいると、より楽しめるのではないかと思いました。
映画のプロモーションで現役芸工大生によるアレンジバージョンとか見られたら楽しそう。
しかし60分の作品って気軽に見れていいですね。もっと増えないかな。
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