ボーはおそれている 1.67

退職スタッフチョイス

『ヘレディタリー/継承』で映画ファンの注目を集め、『ミッドサマー』が全世界で大ヒットを記録するだけでなく、多くの観客に“消えない傷”を植え付けた天才監督アリ・アスターが、気鋭の映画スタジオA24と三度目のタッグを組んで世に放つ最新作がついに日本解禁。

日常のささいなことでも不安になる怖がりの男ボーはある日、さっきまで電話で話してた母が突然、怪死したことを知る。母のもとへ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。これは現実か? それとも妄想、悪夢なのか? 次々に奇妙で予想外の出来事が起こる里帰りの道のりは、いつしかボーと世界を徹底的にのみこむ壮大な物語へと変貌していく。

主演を務めるのは『ジョーカー』でオスカーに輝いた名優ホアキン・フェニックス。これまで様々な作品で怪演を見せてきた彼が極限の演技と表情を見せる本作は、そのキャリアの到達点になった。
実家にたどり着くのが先か? それともボーの人生が転覆し、永遠に壊れるのが先か? 衝撃や恐怖を遥かに凌駕する“永遠に忘れられないラスト”が待つオデッセイ・スリラー。スクリーンで一度体験したら、もう元には戻れない。

【公式サイト引用】

退職スタッフの感想

「ボー」って「ボボボーボ・ボーボボ」の「ボー」?

3

知り合いが面白かったと言っていたので選定したのですが、終始モヤモヤする展開と何もわからない展開でモヤモヤする本当に不思議な映画でした。
特にボーの不安を表現する展開がしっかり伝わってくるので、劇中のボーの不安をしっかり感じ一緒にモヤモヤすることができます(キツイ)。

面白いかと言われると理解が難しいところが多く「分からない…」という感じなのですが、とにかく他にない映画で見る価値は大いにあると思います。

内容で感じたことと言うと、主人公の目的はあるのですが、何故こんな事が起こったのか、何故こんなことをしているのか、これは何を表現しているのか、これはどういう意味なのか、わからないものが多すぎた気がします。
そこがなんだか「ギャグがシリアスに置き換わったボボボーボ・ボーボボ」という印象を受けました。
非現実的な展開なのですが、ちゃんとつながっているので夢の中ではないのでしょう(たぶん?)

最後の最後まで、そのような展開なので見た後頭を抱えること間違いなしだと思います!(?)

見た後の率直な感想を書くために現在は他の人の感想や公式の解説ページは見ていないのですが、そちらを見ると全てが理解できてスッキリするのでしょうか?私はそうなれる気がしません…。

また偶然時間が合う劇場がそこしか無かっただけなのですが、今月で閉館が決まっている「中洲大洋映画劇場」に行く機会にもなり良かったです。
洋風でレトロな内観は最近全く無いもので、観光用以外で実際に営業しているものは珍しいのではないでしょうか。
1階のカフェがいい感じの雰囲気でしたのでたまに通うと気分を変えられそうなのですが、閉館なのは残念です。
この映画が気になった方は足を運ぶのも良いと思います!!

デザイナー・セカンドディレクター 石迫さんの感想

、、、カオス!!!!!

1

今日は「ボーはおそれている」を観てきました!

月イチ映画鑑賞会初の中洲大洋劇場での鑑賞でした。
レトロでこじんまりしていてすごくよかったです!
座席もふかふかでしたし…無くなっちゃうの悲しいです、、

肝心の映画なのですが、正直に言うと1カットも理解できるシーンがありませんでした(^^)
主人公のボーがずーっと大変な目に遭うという物語でしたが、それが何を意味するのか、何かの伏線だったのかなど何も分からないまま終わってしまいました…

そしてその状態が3時間…(^^)
正直ちょっと辛かったです笑

終盤では真実が語られるっぽいシーンがあり、身を乗り出して観たのですがやはりそれもよく分からなかったです(^^)
結局どこまでがボーの妄想だったのでしょうか…

今回はとても難しい映画を観たので次回は分かりやすく面白い映画を観たいなと思いました!

ディレクター 瀬戸口さんの感想

これは、これは、これは、これは、、

1

色々考えたんだけど分からない。。初めはポジティブに見ててかなり良く出来た洋画版「世にも奇妙な物語」みたいだなと思って見てたんだけどいかんせん長い。。

そしてカットごとに良く言えば奇想天外、悪く言うと意味のわからないシーンが続き、後半になるとちょっと冷めてしまってシュールな「ダウンタウンの笑ってはいけない年末スペシャル」みたいになってくる。

ただ、もう終わりかけでやっと理解できた。あぁこれは海外の芸術映画祭的なノリのやつだ・・・この月一映画鑑賞会で見た中でいうと「ラム」とかもそうなのかな。

とはいえだけど自分的には難解な作品でした。。ちなみに今回は初めて中洲大洋での鑑賞でしたが、無くなる前に一度行けてよかったです!

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  • 2024-03-07
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